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オースチンヒーレー3000Mk-2/4人乗り
         



アメリカ輸出仕様のため左ハンドル、もっとも人気があったのはアメリカだったそうで
成功者(成り上がり?)のステータスシンボルであったそうな、、さもそうらしく カッコウは断然いいけど目立つ、目立つ
せめてアメ車ほどのドハデとはいえない小ぶりな感じはやはりイギリス車かなと感じる。

レストアに際して これまで2.3回は全塗装されたようだ 元色はベージュだったもよう、
ぼくが入手した時は下のベージュのツートン、見た目の派手さをなくすために現在の色を選んだが
地味ながら飽きないと思ってる。




入手した時はエンジンの掛かりが悪く排気はガブガブ音 とてもスムーズに走られる状態でなかった 先のオーナーには失礼だが観る 乗るだけの方だったようで それで手放すことにしたのではないだろうか?多分こんな車を外車屋さんなんかに持ち込んだら見た目で値段を決める店もあるらしいから シコタマ掛かっても後のマツリ?ぼくはその原因は予想できたけど こちらが買い手 理由を説明したりするのはこの際 我が身のためには御法度 値上げされたり 売らないなんていわれたら元もこもない。

せいぜいなんとかなりますかね??とかなんとか、、さっさと手続きを始めた。
到着してからすぐに その部分を診たら適中、3回程度のクランク回転で順調に目覚めた。
改めてバケモノを実感する。
スゴイ吹け上がり バッホォ〜ン!と共にヒュッシャ〜〜と
インマニの吸気音もものすごい!アイドリング音もボォ〜ボボォ〜と地響きのようなかなりの重低音だ。
最近の若者達も車に大きなエギゾーストシステムを着けて排気音を楽しんでいるようだけど
この車の排気音の迫力はまるで比較にならない。


外装にプラスチック類は一切みられないウインカーレンズ類は当然ガラス
七宝焼きのエンブレムの作りも繊細だ。



この にやけた顔がこの車のド迫力に似合っているのかどうか
見ようによっては歯を食いしばっている。
この車の前を走って顔をみたらニヤニヤ顔はむしろオソロシイ
道理で後ろを走ってみると側に避ける車は結構多い。
出したくなくとも出さざるを得ないのかなぁ、、




ワイヤーホイールは初めて このセンターキャップナット1コだけが締めの
総べて、右側は逆ネジ、ひと走りする度に締めの点検の必要がある
コブラに乗っている友人のはなしでは確かに緩むということだ、
シャフトのスプラインとナットだけが頼り。知らずに緩み
を放置するとブレーキングの時に一気にナットが回りホイールもろとも外れるはずだ、スプラインが削れていればナットを締めても無駄必ず緩む 危険きわまりない。カッコはいいんだが、、


乗る/熱いときはフードをしてリアのビニール窓を外すと
空気の抜けが良くて結構涼しい、が停車中はワヤだ、しかし格好いいはずの車だから
メッチャリ汗をかいてようが涼し気に、、、大抵のオープンにいえると思うが晴天時のオープンなんて気狂い沙汰?実際女房と一緒に田沢湖までカッコよく決めたつもりで傘も差さずに走ったが 途中ついにたまらず傘差すまで炎天下で苦しみ喘いだ、以来女房はこの車はキライだと、、実はぼく側はもっとひどかった、なにせイスの真下全部に触れないほど熱いマフラーが走る、停車する度熱気が立ち上り陽炎さえ見えそうで上から下からまんべんなく煮上げられた、さすがに帰った時はヘトヘトでもう乗るまいと、、



ハンドルはモトリタに変更されていたこれは純正品より
はるかに決まってると思える、ウインカーswがおもしろい
最初ホーンスイッチも別についていたが元に戻したい一心で
バラシて考えること数時間やっとのことで仕掛けが理解できた、
ホーンボタンがいつも水平を保つすぐ上のボッチがターンスイッチ ほぼハンドルから手を移動しないで操作できる。手品のような仕掛けだ。


大容量のラジエターで冷却効率はいいようだが
電動ファンは念のため別途装備した。SLのような機関の動きは
機械好きにはたまらない、4枚から8枚羽に交換したファンはそれだけでもいい音がする


トランクの容積はこの程度がせいぜい
実用よりはスタイル最優先そのものだ、貨物の直下がガソリンタンク。
ドアに鍵がない、そのためトランクルームにキルswがある。
最初のうちすごく心配したが 1m以上近付く人はマレで触る人はあまり
いないようだ、ぼくも逆の立場だったらチョット触れないだろう


運転席真下にエグゾーストパイプが走る、夏は熱い
そのためフレッシュエアは足下に吹き出す仕掛け
最低地上高を実測すると約7センチ、純粋にオンロード。


フロアシフト4速に加え3速から電動によるオーバードライブが加わる  つまり3.4速ではギヤチェンジの必要がなく手元のマグネットswの操作だけで切り替わるから追い越しなどは手入らずで瞬発する


ただひとつ、バックミラーの位置が悪い、後ろが視認しずらい、
本来はフロントタイヤの上あたりなのだがスタイルのために前オーナーが変えたようだ、車内ミラーは視野が狭くほとんど飾り


イギリスでのスナップ/英国での車は非常に高い 見せて楽しむ


プライスは一応付けてみる?